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今日は『天然無垢材の味わいシリーズ②』についてお話したいと思います。
引続きAさんの別棟倉庫2階へ!
所狭しと豊富な杉の板材が!!(これもほんの一部にすぎません、本当に広くて迷路のようです)
ここで突然ですが、板材の取り方について
一般に板目(いため)・柾目(まさめ)の2種類に大別されます。
左の板目は木の目が個性豊かに出ます。
一方右の柾目はお上品?スマートな趣。
上図マンガのように板目は幅を大きくとりやすく、柾目は大きな幅を取るためには大木が必要となります。40cm~の柾目板を取る為には1m以上の大木が必要となる訳です。
また、木は中芯にいくほど赤み(赤身)を増し、周辺にいくほど白み(白太)となります。
その色味や木の表情を見る事で、原木のどの辺りをとっているのかという事が想像できる訳ですね。そんな想像をめぐらすだけでその木が一生懸命生きてきた証を見るようで胸がいっぱいになりますよね。
真ん中が赤身、周辺が白太。
スライスされているのがよく分かります。
杉板目天井板
右が赤身、左が白太。
これだけ色味も違ってくるんですね。
こんな板が天井に張ってあって、その木の歴史に思いを馳せたらいつまでも見飽きないですよねぇ(って、私だけか?!)はぁ~素晴らしい・・・
今回は長くなってしまいましたが、魅力伝わったでしょうか??
ご安心下さい、まだまだご紹介する写真がありますのでやります!
次回シリーズ③!
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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今日は『天然無垢材の味わい』についてお話したいと思います。
法規的な話が続きましたので見ても楽しい木のお話です。
先日、和のテイストをふんだんに取り入れた住宅の無垢材打合せに銘木屋さんに顔を出してきました。恐らく名古屋でも指折りの在庫数を誇るコレクターのAさんにいろいろと教えてもらいました!
まずは杉絞り丸太
その数何百本でしょうか、この中から要望、価格帯を伝えて候補を絞ってもらいます。
割れ防止の背割りも入っていますね。
木は乾燥収縮と共に割れが入る為このようにあえて切込を入れてクサビを打ち込む事で木の開きを押さえている訳です。最小は数ミリのクサビから始まり、乾燥、反りの進行具合で都度大きさを変えて、何年もかけて大きなクサビに変えていき割れが入らないようにするのです。
時間と手間と根気のいる仕事ですねぇ。
そんな大切に手をかけていただいた柱を床の間に使わせていただきます、ありがたやぁ。
次は松の框材
表情豊かですよね、まだまだ何年も乾燥が必要だそうです。
天然無垢材は一つとして同じものは無く、年数を経る事に味わいを増していき『共に生きる』という感覚がぴったりだと思います。興味のある方は近くの材木屋さんを探されてはいかがでしょうか、生はやはり違いますよ。
さて、まだまだ写真も撮ってきましたので、この続きはシリーズ②でお楽しみ下さい。乞うご期待!
最後になってしまいましたが、Aさんいつも丁寧にご案内いただきありがとうございます!!
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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今日は『市街化区域』についてお話したいと思います。
建物を優先的に建てやすい地域として
A住居専用系地域(第一・二種低層住居専用地域)
B住居系地域(第一・二種住居地域、準住居地域)
C商業系地域(近隣商業地域、商業地域)
D工業系地域(準工業地域、工業地域、工業専用地域)
といった分類がされています。
漢字が多くて・・・という方の為に、簡単に言いますと
A住居専用系地域 ⇒境界からの離れ、高さの制限に関して厳しめ
(低層住宅に陽当り良く良好な環境を守る為)
B住居系地域 ⇒Aほどでは無いが高さ等制限有り
C商業系地域 ⇒厳しい規制は少ない(反面良好な住環境は得られにくいex.近隣高層ビル)
D工業系地域 ⇒読んで字の如し(工業専用地域は住宅不可)
高さ斜線制限等のイメージです
皆様の土地は、どの地域に該当しましたでしょうか?
分からない方は、各市町村のHP等で公開しているところが多いので調べてみる事をお奨め致します。
また弊社では、敷地環境調査(無料)も行っていますので興味のある方はHP・電話等でお気軽にご相談下さい。もう他社でもらった資料はあるけど文字の説明ばかりで分かり難いという方の為に、ビジュアルで分かりやすくを心がけた資料でご説明させていただきますよ。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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営業部の片岡です。
今月23日(祝)、25日(土)、26日(日)の3日間、豊橋市S様邸見学会では、
本当にたくさんのご来場をいただき、ありがとうございました。
3日間とも、朝10時~夕方5時まで、見学会会場にお客様がいない時間帯がほぼないくらいで、
日曜日午後には、混雑により、いったん帰ってまた出直していただいたお客様も見え、申し訳ありませんでした。
S様邸は、天然木の床や壁、造り付け家具、漆喰仕上げの壁と天井。
それだけで、癒される空間ですが、さらに、本物の薪ストーブがより、体と心まで温めてくれました。
ご来場者の皆様には、自然素材の家造りをされている建築屋さんがたくさんある中、
お施主様の暮らしにフィットさせ、敷地環境を最大限活かした
安藤建築の設計プランニングに高い評価を頂けました。
ありがとうございました。(そこが安藤建築の真骨頂です!)
名古屋方面からわざわざ見えたお客様にも、
「わざわざ見に来たかいがあった!」とおっしゃっていただいて本当に良かったです。
今回、ご協力くださいましたお施主様のS様、本当にありがとうございました。
少し紹介します。
吹き抜けのダイニング。
家族のの気配がいつも感じられる温かな空間。
サンクンリビングと全開放サッシ。
一段下がった床でのくつろぎがなんだか落ち着きます。
温かな季節が楽しみになるオープンスライドの窓でお庭と一体化。
こだわりのオーダーメイドキッチン。
沢山のお友達と一緒に調理を楽しむアイランドキッチン。
ホームパーティーしたくなります。
ミーレの食洗器があれば、たくさんの洗い物がでても安心。
テレビ台もコーナー壁面にビルトインですっきり。
冬でも家の中では、Tシャツと短パンでOK!
体の芯まで温まります。
ご来場者のご主人様方に一番人気の書斎コーナー。
私もこんな書斎欲しいです。
あげればきりがないほど、見どころたっぷりでした。
家事の時短のための動線や収納計画も皆様に高い評価を受けました。
これが、34坪という一般的なサイズに盛り込まれていることに驚きです。
また、ご来場者の皆様がほぼ全員おっしゃられていたのは、このお敷地の立地条件でした。
見晴らしのいい高台の立地です。本当にいい敷地環境だと思います。
しかし、いくらいい敷地環境であっても、そこを活かしたプランニングデザインができていなければ、
それも感じて頂けなかったのではないかと、思います。
次回、緑区でのI様邸見学会もお施主様のご協力により12月2日~10日まで開催します。
個性豊かな次回見学会も楽しみにして下さい。
ありがとうございました。
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今日は『用途地域』についてお話したいと思います。
ご存知の方も有るかと思いますが、敷地にはそれぞれ用途が決められています。
皆が好き勝手に建物を建築していってしまったら、都市や町は秩序も無くめちゃくちゃになってしまいますよね。
大きくは、A 市街化区域 と B 市街化調整区域 に分けられます。
A 市街化区域(都市部) は優先的に市街化を図る(建築する)
B 市街化調整区域(農地) は市街化を抑制する(原則住宅不可、禁止では無い)
B 市街化調整区域で建築をお考えの場合は、注意が必要です。
既存で家が有り、建替えの場合でもそこに建て替える理由を述べて許可を得なければ
ならない為、早目の計画が重要です。
農業委員会に申請して、うんぬんかんぬんと1年以上かかる事もざらです。
よくあるケースとしては、親の市街化調整区域の土地があって、結婚したし住宅を建てたいなぁといったものでしょうか。
ケースバイケースでかなり複雑なので、市街化調整区域で計画の方は早目に建築会社に相談してみて下さい。次回は市街化区域についてお話したいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。